10/7
今日はあまり天気が良くない。昨日ブラブラした公園(Slottsskogsparken)に行く事にする。
気の赴くままにブラブラ歩いていると、ZOOの表示が出てきたり、馬の表示がでてきたり
それらに従って行ってみる。山肌に確かに馬がいるいる!
どんぐり食べてたから拾って、あげたりした。
更に歩いていくと、動物達が次々に登場。
ヤギ、鹿、孔雀(やいろんな鳥)など。その上トナカイっぽいのもいた!さっすがー!




大きい池とかもあったし、広々した空間にいろんな動物がいる。
そして次に出てきたのが、ミニ水族館。
ペンギンやアザラシが出迎えてくれた。
FREEでこんなに楽しめていいのか?!と思ってしまう。
駐車場?の近くにはフラミンゴもいたし。
どうして日本のガイドブックには、書いてないんだ!と思う。
近くにはボートニックガーデンもあるのに。確かにチョイと中心から離れてるけども。

Map Of Goteborg
左下が公園。その上の四角く囲ってあるのがユース。上の×はインフォ。

次に目指すはGoteborgs konstmuseum。地図を見つつ住宅街をつっきり進む。
大きい通りに出てきて横を見ると、あった。よしよし。
ミュージアムへ向かうとその前の広場みたいなとこに、テントが張ってあって、人が群がってる。
覗いてみると、Jazzのイベントであった!
そこで暫し、生Jazzを堪能しミュージアムへと。

Classic Jazz Goteborg

美術館はモダンアートや写真展、絵画など、結構な広さだった。
企画展?なのか良く分からないけど、そこが凄く印象的だった。
写真やアートなのだが、衝撃的だった。
一通り見て、カフェでお茶をして手紙を書く。
紅茶にしたのだが、ティーバッグで自分でカップにお湯を注ぐ。
周りの人を見てると、おかわりしてるような気が。さし湯していいのか?

コレ1枚で色々見れる。

美術館を出て、先程のJazzテントへ戻るとまだ演奏などしていたので、ゆっくりと楽しむ。
1段落したので海辺の方へ行ってみることにした。
あまり綺麗な景色とは言えなかったけど、
そこから「街と海が見渡せる教会」、Masthuggs Kyrkanへ行く事にした。

ヨーテボリっ子にはリップスティックと親しまれている

しかし、なかなか見つからない上に人通りが寂しい・・・。坂道やししんどい。
こんな辺鄙なとこにあんの?とかなり地図とにらめっこしたけど、辿り着いた。
苦労したけど、景色はまぁふーんって感じであった(苦笑)。

気を取り直してスーパーへ。今日は何を隠そう誕生日なのだ。
今日くらい奮発してビール飲んでやる!と意気込んで(笑)。
ついでに高くて我慢していたがスナックも買う。ディル味。
そして、気になっていたお菓子やさん(マフィンやさん)にて、
ピスタチオ&グリオットのマフィンも購入。ぐふふ。
一旦宿に荷物を置いて、Botanoska Tradgardenへ行って見ることにした。
もう日が暮れかけていたので、全てをじっくり見ることはできなかったけど、
野生のウサギを見れた。デカイ。時期が時期なだけに花はあまり咲いていなかった・・・。
晴れた日にゆっくり散歩したいなと思う。

宿に戻り、飯にしようとキッチンへ行くと、同部屋のおばあちゃんと、男の人が喋ってて、
勿論、捕まった。
今日はどこ行ったの?から始まり、喋ってると驚きの事実が。
この男の人てっきりスウェーデン人と思ってたら、ドイツ人であった。
流暢(な気がする)におばあちゃんとスウェーデン語で話してたから。
びっくりして、思わず「ドイツ人なんですか!スウェーデンの人と思ってました!」
と言うと、仕事で使うらしくて(現に今もビジネスで来てる)特訓してるらしい。
私は英語がペラペラじゃないし、しどろもどろで会話してると、おばあちゃん
「学校行ってないの?」と聞いてきた(苦笑)。
そこで私は、
「日本でも学校で勉強するんですが、喋る為じゃなくて受験の為に勉強してるようなものです。」
「だから多くの日本人は喋るのがとても苦手なんです。」と言うような事を言っておいた。
でも、どうもピンとこないらしく(私の英語力の問題が大きいが)、どうして?という顔をしてる。
でも、ドイツ人の方は分かってくれて、そういう国もあるんだよと、説明してくれた。
おばあちゃんに「いくつなの?」と聞かれ、「今日で24です。今日実は誕生日なんです。」
というと、2人して誕生日の歌歌ってくれて、
最初は英語で、次にそれぞれの国の「誕生日の歌」も歌ってくれた!
思ってもなかったしホントに、物凄い嬉しかった!!!
それで話は誕生日の歌へと。スウェーデンにもドイツにも「Happy Barthday to you〜」以外に
自国の誕生日の歌があって、日本の歌は?という話に。
私は困ってしまった。今まで考えた事なかったけど、
日本語の誕生日の歌ってなくない?
なので、日本でもHappy Barthday to you〜かなぁと答えると、
これまた2人して、「えーーーーー!無いの?」と驚かれてしまった。
これも納得してもらうのに少々時間が必要であった。
最初2人は、私がこの質問の意味を理解してないと思ったようで、
違った言い方で、何回か尋ねてくる。その度に、「日本には・・・。」と言ってると漸く納得したよう。
明日出発するからと、おばあちゃんが部屋に戻ると言うので、お開きにして私も飯に。
と言っても、朝食と同じパンにクリームとビールだが満足。

部屋に戻ると枕元におばあちゃんが、手紙とチョコ&ココナッツケーキを置いててくれた。
明日は早いから、うるさかったらゴメンねというような事が書いてあった。
何か心が暖かくなる。
Goteborgにきて本当に良かった。この人達に会えて良かったな。
多分これから先も忘れないし、私にとって特別な街になったな。