10/11
コペンの駅で電車を待つ間に、小銭でお菓子を買う。
プラットホームで待ってると、東洋人(恐らくコリアン)に話しかけられた。
この子もどうやら同じ電車を待っているようで、
ずっと待ってる23分発の電車がなかなか来ずに、27分発のが先に来たから
電車行ってしまったのかどうか不安だったらしい。私も不審に思ってて
駅員さんに聞いてみた。すると、「あぁ、次来るよ。」とあっさり言い放たれる。
このコリアン君、私とは逆でOslに向かうと言っていて、その後フィヨルドを巡るそう。
なので、私も同じようなルートで周った事等はなしてて、クルーズの料金とか
時刻表とか知らないかと聞かれたので、iで貰ってた表なんかをあげたら喜んでくれた。

Malmo乗換えなのに間に合うのか?と言う不安がなくもないが、まぁ近いし何とかなるのだろう。
電車に揺られデンマークとスウェーデンの国境を越える。
行きは気付かなかったけど、橋の柱に色が塗られていて国境で、「赤白」から「青黄」に変わった。
Malmo着いたら案の定乗り換えの11:14丁度ではないか!
走ってホームの掲示板を見るも、載っていない・・・。まさか・・・。
駅のおっちゃん達に切符見せて、コレどこ?と聞くと、「あぁ、あれ」と指差す方向には
既に電車はなく走り出したところであった・・・。
私が、「コペンからの電車が遅れて・・・。あれに乗りかえるはずだったんです!」と説明すると
ちょっとこっちおいでと、チケット売り場の窓口に連れてってくれて、そこのおばちゃんに
「この子がな・・・。」と(多分)説明してくれて、次の電車をブッキングしてくれた。
しかし、電車遅れておいて、乗り換えの電車が行ってまうなんて、なんでやねん。全く。
街に出て散策する時間はないし、構内でネットをして13日の宿は確保できた。
次ぎ乗り過ごすとかありえんから、早めにホームへ行く。
すると、先程のおっちゃん達がいたので無事にチケット取れたこととお礼を言うと
そのチケットを見て、あっちやでって教えてくれた。ホント親切に感謝。
しかもおっちゃんはスウェーデン語で話してくるけど、私は英語で話してるしめちゃめちゃなはず
なのに、不思議と何言ってるか分かるのが面白い。

電車(x-2000)に乗って暫くすると雨が降ってきた。
Stockholmに着いても雨は止まず。嫌な感じだ。
駅にもiがあると書いてあったので人に聞いて行ってみると、PCで検索できるようになってる
スペースがあるだけであった。仕方ないので宿に思い切って電話をかけてみる事にした。
とにかく明日の宿を何とかしやんとという思いで(苦笑)。Stavangerで会った兄ちゃんも
電話するのが1番手っ取り早いと言っていたのもあるし。
めぼしい所(3,4軒)かけてみたが皆フルだと言う。何故???
どうしよっかなぁと考えてると、女の人が近づいてきて
「この子達、家に帰る電車賃が無いの。電車賃貸してくれない?」と言ってきた。
・・・???はぁ?
新手の詐欺なのか本当なのか知らないけど、どう考えても詐欺である。
「この子達」って結構な人数よ?10人くらいはいる。しかも不良っぽい怖げな子達。
しつこく言ってくるから無視してその場を離れる。
駅が広すぎて外に出るに出られずウロウロしていると、ネットコーナーがあったので
もうほぼ諦めの気持ちでメールをチェックすると、返事がきてなかった宿から
11〜13までOKだというメールが来ていた!っちゅうかさ、返事来るの遅いわ(怒)。
まぁとにかくこれで、助かった。12,13を予約して、13予約してた所をキャンセルしておくことにした。
そしてそこからまた駅を出るのに一苦労であった。

街のiまで行って地図と、今晩の宿の場所への行き方を教えてもらう。
しかしまさかの痛恨ミス(涙)。ユースは2つあるのだけど、私が聞いた方じゃない方のユースの
行き方を教えてくれたようで、全然ちゃうとこ来てもた。私も早く気付くべきだったのだけど
違う方のユースの受付で名前がないと言われ、気付いたのだ(苦笑)。
雨の中ドロドロになりながらやっと着いたのに・・・。
受付のお兄さんに「ちゃんと」行き方を教えてもらって(地図も新しいのくれた)向かう。
地下鉄の駅を探すが見つけられず、道行くお兄さんに尋ねてみた。
しかし、ストックホルムの人じゃなくて、地図見て「多分今ここだから向こうじゃないかな。」と。
もうずぶぬれでとにかく早く着きたいので、また別のマダムに聞いてみた。
すると、「こっちよ。」と教えてくれて無事に発見できた。
地下鉄は23SKRと高い。
駅から宿までも少し迷ったけど(何たって暗いし)、辿り着けた。よかった。本気でよかった。
宿はとても綺麗で、シャワーも暖かく一気に脱力。部屋には私しかおらず、
明日フルだって事は一気にうまるって事か?一体何があるんだろう?
コペンも今日とかフルらしいから、こっちでも何かあるのか?

長い1日であった。疲れた。